仏ミシュランの商標等侵害の訴えにより「ねたミシュラン」更新停止:いったい誰得?


仏ミシュランの商標等侵害の訴えにより「ねたミシュラン」更新停止:いったい誰得?

ねたミシュラン更新停止のお知らせ : ねたミシュラン

有名ブログである「ねたミシュラン」が、仏ミシュランの商標等侵害の訴えにより更新できなくなった模様。

メールの引用が認められていないので私の言葉でご容赦ください。

まずまとめサイトにあるようなドメインに関する請求があった事は事実です。
真偽確認の為に日本ミシュラン社に連絡したところその請求はミシュランの商標等の権利を保有するフランス法人の代理人から送付されたもので間違いない、という返信を頂きました。
加えて近日中に日本代理人がコンタクトを行うとの事です。

これより先は進行中の案件として、結果が確定次第ご報告したいと思います。
特に要求があったわけではありませんがそれまで当サイトの更新は停止いたします。

更新を楽しみにしてくれている方々には誠に申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願いいたします。

まず、組織名には商標は発生しないはずなのだが、仏ミシュランが何をもって「ねたミシュラン」に対して権利の侵害を訴えたのか。
商号においても、他の商人と誤認させる名称等の使用は禁止されているようだけれど、タイヤ屋とブログを間違いようがないし、そもそもブログは商いをするための人・組織ではない。
ドメイン名に関する請求があったようだが、ドメイン名においても商号・商標を盾に独占できうるものではないし、他人や他社の商号の入ったドメイン名を取得できないわけではない。
もしこれが通るのならばwww.pentax-fan.jpのようなドメインはPENTAX以外は取得できないことになる。
たとえば、michelinfun.comというドメインを取得してミシュランのファンサイトを立ち上げた場合、ミシュランからはなんらかの警告なり請求がきたりするのだろうか。
(michelinfun.comは今のところ空きドメインなので取得可能な模様)

そもそもミシュランにとって「ねたミシュラン」を排除することでどのようなメリットがあるのかが分からない。
ミシュランという名称自体は、レストラン・ホテルガイドとしてのミシュランガイドが有名である。
日本国内においては、ある分野の事柄を星で評価付けして一覧にすることそのものをさす言葉としてのミシュランという固有名詞が比較的一般的である(「ミシュラン」でググると上位にスパミシュランというのがあった)。
もちろんミシュランが比較的一般的な固有名詞的な扱いを受けているからといって、ミシュランが「ミシュランという言葉を使ってある分野の事柄を星で評価付けして一覧にしてはいけない」と言ってはいけないとは思わない。
しかし、はたしてそうすることで誰が得をするのだろうか。少なくともミシュランが得をするとは思えないのだが。

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